研修希望の方へ

研修1年目を終えて[ 体験記 ]

福田 泰雅

杏林大学
2021年

2021年に入局して4年目に入りました。
私は杏林大学を卒業後、初期研修は市中病院で行いました。
実家が代々眼科であったこともあり学生時代より眼科に進むことを考えていました。学生時代の臨床実習や初期研修での眼科ローテーション中に硝子体手術を実際に見て、いつか自分も硝子体手術ができるようになりたいと思うようになり、硝子体手術を大々的に行っている杏林アイセンターへの入局を決意しました。
後期研修1年目は初診外来の補佐(問診・基本検査)や手術助手、病棟担当が主な仕事です。2年目になると外来業務(院内コンサルトや予約外受診枠などを担当)が始まります。また日常業務の他にウェットラボや勉強会が頻繁に開催されている他、学会発表の機会もあるため知識や技術の向上も期待できます。
杏林アイセンターは各分野に専門チームがあるので症例数がとても豊富です。その分、外来・入院ともに患者数が多いため日々の業務はかなり忙しいです。裏を返せば経験できる疾患も幅広いものになるため働き甲斐のある職場だと思います。
現在私は神奈川県にあるけいゆう病院へ出向(2023年4月~)しています。けいゆう病院は網膜硝子体が強い病院で、手術も精力的に行っている施設です。初診を含めた外来業務を行いつつ白内障手術などの手術手技面でも日々研鑽しています。
杏林アイセンターではけいゆう病院以外にも複数の出向先を有しており実務経験を積む上でも申し分ない環境だと思います。
これからもより診察能力や手術手技の向上に努め、杏林アイセンターの一員として頑張って参りたいと思います。入局を考えている皆さんもぜひ一緒に頑張りましょう!