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研修1年目を終えて[ 体験記 ]

田邉 知佳

信州大学
2022年

私は小学生から三鷹市で育ち、2020年に信州大学を卒業しました。学生時代に、眼を通して直接血管を見れることや手術の美しさに感銘を受けました。また、女性医師が生涯働きやすい環境だと考え眼科を志しました。
杏林大学を目指したきっかけは、学生時代に他施設を見学した際に、当院のアイセンターが素晴らしい施設だと教えて頂きました。そして、後期研修を見据えて、杏林大学医学部付属病院で初期研修を行いました。
初期研修の際には、多くの先輩方が直接指導して下さり充実した教育体制を実感いたしました。また、仕事後は良くご飯に連れてって下さり、雰囲気の良い医局だと感じたので2022年4月から入局しました。
当院は多摩地域の中心病院であり、白内障などのcommon diseaseから大学病院でしかみられない症例、さらに裂孔原性網膜剥離や急性緑内障発作、眼球破裂などの緊急疾患と幅広く経験できます。全ての専門外来を設置しており、専攻医は数か月おきに全ての専門分野をローテートするため、偏ることなく幅広くトップレベルの臨床を学べます。
外来や手術、病棟の全ての場面で、先輩や上級医の先生方に常に相談できる環境にあり、優しく教えてもらえるので、手技も取得でき、充実した2年間でした。教科書を書いている先生方からの勉強会や豚眼での白内障手術練習、学会発表の機会もあり、1人前の眼科医になりたい専攻医にとっては最高の環境だと思います。
現在は出向先である立川病院でも充実した日々を過ごしております。
他大学からきましたが、そのために不利に感じたことは一切なく、アットホームで雰囲気が良いのが特徴だと思います。
ぜひ一度見学に来ていただき、当科での研修をご検討いただければと思います。
皆様と一緒に働く日を楽しみにしております。